「相談コーナー」

[ 留意事項 ]


無題  相談者:  相談日:2016/05/26 18:32:06  2954

先生こんにちは。尾木直樹先生の著書「いじめっ子」を読みました。尾木先生はいじめは絶対許せない、と書いてありました。一方でいじめっ子も親や先生に粗末に扱われて無意識でストレスのはけ口にしたり、メディアの影響を受けたりして面白半分でやってしまうので、いじめっ子の心のケアの必要性を訴えていました。尾木先生は実際に教職に就いていただけあって、理想論で無くいじめ問題の複雑さが書かれていて、色々考えさせられました。人によって物事の受け取り方が違いますし、どうやったらいじめを無くせるか分かりません。こうすればいいという単純な答えはありませんが、皆が色々支え合って生きていく世の中になればいいのに、と思います。

宮本延春 - 2016/06/07 09:31:02

雪様

書き込み、ありがとうございます。

貴重なご意見、傷み入ります。

「尾木先生はいじめは絶対許せない、と書いてありました。」

すべての先生が
心からこのように思ってくれると良いですね。

また

「いじめっ子の心のケアの必要性を訴えていました。」

これはとても大切なことですね。

「理想論で無くいじめ問題の複雑さが書かれていて、
色々考えさせられました。」

良い本と出会いましたね。

「人によって物事の受け取り方が違いますし……」

良くも悪くも
これが人間の特性のひとつですね。

「どうやったらいじめを無くせるか分かりません。」

簡単なことではありませんが
あきらめてはいけない問題です。

改善し続けようとする
強い意志が必要ですね。

次の書き込みにも
お返事させていただきますので
しばらくお待ちくださいませ。



無題  相談者:レモン  相談日:2016/05/25 20:37:48  2951

 宮本先生、始めましてこんにちは、レモンと申します。宮本先生の著書を読み、様々なことを学び、考えました。また先生と自分の考えが違う部分もあると感じました。ただ宮本先生の著書を読むと力が湧いてきます。感想ですみません。
 これからも宮本先生のご活躍と豊かな日々を願っています。
 

宮本延春 - 2016/06/07 09:29:24

レモン様

初めまして。

書き込み、ありがとうございます。

「宮本先生の著書を読み、
様々なことを学び、考えました。」

読んで頂きまして、誠にありがとうございます。

何か少しでもお役に立ったのならば
こんなに嬉しいことはありません。

「また先生と自分の考えが
違う部分もあると感じました。」

それで良いと思います。

レモン様は
レモン様の価値観を大切にしてください。

「ただ宮本先生の著書を読むと力が湧いてきます。」

そう言って頂けると、とても救われます。

「感想ですみません。」

とんでもありません。
感想も大歓迎ですよ。

「これからも宮本先生のご活躍と豊かな日々を願っています。」

ありがとうございます。

私も同様に
レモン様の人生が実りある豊かなものになること
心より願っております。

またいつでも書き込んで下さい。

お待ちしております。



こんばんは  相談者:きりん  相談日:2016/05/13 17:41:49  2949

いつもありがとうございます。先生のご回答を読みとても心強く思いました。ありがとうございました。

周りを見ていて忙しいこともありそれぞれ自分の事で精一杯なのだと思います。でも自分なりに気になる事は話そうと思います。

優しい人がいるとほっとします。その反面立場の違いが中々お互いを理解できないのではと思います。

先生には聞いて頂きありがとうございました。かなり追い詰められていたのでとても有り難かったです。

宮本延春 - 2016/06/07 09:28:41

きりん様

書き込み、ありがとうございます。

お返事、遅くなって申し訳ありません。

「周りを見ていて忙しいこともあり
それぞれ自分の事で精一杯なのだと思います。」

忙しいとは、心を亡くすと書きますが
特に忙しいときには、心に余裕がなくなるので
目の前のことで精一杯になるのでしょうね。

「でも自分なりに気になる事は話そうと思います。」

お仕事の関係や友人関係など
人とどうしても関わらなければなりません。

きりん様の意志を尊重いたします。

「優しい人がいるとほっとします。」

優しい人が増えると良いですね。

「その反面立場の違いが
中々お互いを理解できないのではと思います。」

そうかもしれませんね。

「かなり追い詰められていたのでとても有り難かったです。」

お聴きすることしかできませんが
吐き出すことで楽になるのならば
遠慮なく書き込んでください。

次の書き込みも頂いていますので
お返事させていただきます。

少しお待ち下さいませ。



大志を抱け  相談者:れげえ先生  相談日:2016/05/11 19:52:51  2948

お久しぶりです。
また、いつもと同じような相談ですが、宜しくお願いします。

大学院を受験するまで、残り一年となりました。
勉強は、マイペースですが、しております。
京都教育大学と愛知教育大学を、受験するつもりです。
志望校を変えたのは、保険を掛けるのをやめようと思ったからです。
大阪教育大学ならば、中学校の教員の資格も取得できます。
しかし、博士課程が無理だったら、また教員という考えでは、いけないと思いました。
それは、他人から言われて、思ったことです。
無理だったら、また採用試験を受け直そうと思います。
宮本先生は、どう思われますか?

本の出版について。
2年後に、自費出版したいです。
現在、10作品書きました。
「小説家になろう」というサイトで、閲覧できます。
お時間がありましたら、読んでください。
「れげえ先生」と検索して、一番上に出てくるものが、それです。
すみません。相談では、ありませんでした。
ただ、読んで頂きたかったのです。

宮本先生の本を読んで、強い衝撃を受けました。
自分も、負けてられない、と思いました。
大学院の小論文の問題で、「印象に残った本は」と書いてある問題に、宮本先生の本を書いたくらいです。

すみません、長くなりました。


宮本延春 - 2016/05/30 17:42:35

れげえ先生様

書き込み、ありがとうございます。

お返事、遅くなって申し訳ありません。

「大学院を受験するまで、残り一年となりました。
勉強は、マイペースですが、しております。」

日々、着々と勉強を進めておられるのですね。
とても感心です。

「京都教育大学と愛知教育大学を、受験するつもりです。」

受験、上手く行くと良いですね。

自分を追い込むことで、力を出し切ること
応援しています。

「無理だったら、また採用試験を受け直そうと思います。
宮本先生は、どう思われますか?」

私は、れげえ先生の志とお考えを
最大限に尊重いたします。

ご自分の信じる道を突き進んでくださいませ。

「2年後に、自費出版したいです。」

執筆に関しても、進めておられるのですね。

勉強しながらの執筆
それはそれで大変だと思いますが
れげえ先生様は、楽しく書かれているように感じます。

「「小説家になろう」というサイトで、閲覧できます。
お時間がありましたら、読んでください。」

ご紹介ありがとうございます。
時間があれば、拝見させて頂きますね。

これからも応援しています。



無題  相談者:  相談日:2016/05/09 20:06:09  2947

先生またお言葉に甘えさせて頂きます。最近はだいたい自分がどれくらいの実力か手に取るように分かってきました。今まではがむしゃらに無我夢中でやっていたのですが、一所懸命勉強してきたので自分の弱点とか冷静に見れるようになってきました。課題をこなして「ここが甘いから今回は評価はだいたいこのくらいかな」と思ったのが当たるようになってきたのです。もちろん未だに高い点は取っていませんが(笑)、今のところ自分の予想と課題の評価点が同じくらいです。真剣に勉強した結果だと思います。同じ悪い評価でも、訳も分からず課題を出していた時と今では違います。そして私はやっぱり、子供たちに自殺して欲しくないのです。もちろん「こんなに辛いなら死んだ方がマシだ」と思う期間があるのは、百も承知です。その時に「そこまで辛かったら、死んでもいいよ」とは絶対に言えないのです。向こうがどんなに泣き叫んでも恨んでも、やはり生きてて欲しいです。その言葉は辛い状況の渦中にいる子には、残酷に響くかもしれません。私はその悲しみを引き受けるだけの能力のある、器の大きい人間でもありません。ですがそれでも生きることを、大人は推奨しなくてはいけないと思います。花が咲いていて星が輝いていて、世界に美しいものがたくさんあることを伝えなくてはなりません。私にそれだけの作品が、書けるかどうか分かりません。でも自分が出来る限り頑張ってみます。

宮本延春 - 2016/05/27 18:48:02

雪様

書き込み、ありがとうございます。

お気持ちを聴かせてくれて
感謝いたします。

「最近はだいたい自分がどれくらいの実力か
手に取るように分かってきました。」

これは凄いですね。

「真剣に勉強した結果だと思います。」

私もそう思います。
雪様の努力の、ひとつの結果ですね。

「そして私はやっぱり、
子供たちに自殺して欲しくないのです。」

私も同じ思いです。

そして、とても難し問題でもあります。

「ですがそれでも生きることを、
大人は推奨しなくてはいけないと思います。」

雪様の思いを尊重いたします。

「花が咲いていて星が輝いていて、
世界に美しいものがたくさんあることを伝えなくてはなりません。」

雪様の作品を読んで
元気になれる人が増えると良いですね。

応援しています。



無題  相談者:たま  相談日:2016/05/09 00:47:03  2946

 先生、前回はご丁寧にご相談頂きありがとうございました。
もともと、私は以前のパワハラが原因で10年以上心療内科を受診しています。そこで臨床心理士と医師の診察を受け、投薬(安定剤・睡眠導入剤)を続けています。それで日々は何とかしのいでいる、
綱渡りの状態が続いています。
 4月はうつ症状で3日突発で会社を休んでしまいました。また、会社に戻っても胸のあたりがもやもやする感じがしています。なので、予め明日年休を取りたいと上司に言ったところ、周囲にたくさんの人が入前で「何だメンタルか!」「医者は行くんか」「その胸のもやもやは1日で治るんか?」と聞いてきました。
 私としては、もう少し職場の他メンバーまで聞こえるようにするのは抵抗があります。そのようないきさつもあり、GW後も会社に行くのが苦痛です。健康な人からすれば、メンタル患者はよくわからんと思っているのでしょうが、その方は仕事柄、そういった人たちの面談もしている管理職(ただし、専門職ではない)です。正直理解のない会社にとまどっています。

宮本延春 - 2016/05/26 18:02:24

たま様

書き込み、ありがとうございます。

「前回はご丁寧にご相談頂きありがとうございました。」

お礼の言葉、痛み入ります。

気持ちをお聴きすることしかできませんが
そのように言って頂けると救われます。

「私は以前のパワハラが原因で
10年以上心療内科を受診しています。」

たま様が生きにくさを抱えて
苦しまれているお気持ちを思うと
私も胸が痛みます。

「年休を取りたいと上司に言ったところ、
周囲にたくさんの人が入前で
「何だメンタルか!」「医者は行くんか」
「その胸のもやもやは1日で治るんか?」と聞いてきました。」

ひどい言われ方をされましたね。

ただでさえ辛いのに
ますます気持ちが沈んでしまいすね。

「健康な人からすれば、
メンタル患者はよくわからんと思っているのでしょうが……」

理解してもらえないのも
苦しいですね。

「正直理解のない会社にとまどっています。」

たま様にとって
より良い環境で働けること
強く願っています。



大学について  相談者:  相談日:2016/05/08 23:38:39  2944

宮本先生、こんにちは。
今年高3になりました。受験生です。
文を書くのが下手なので読みづらいと思いますがお許しください。
高校が進学校だけあって、進学を目指すのが当たり前かのような雰囲気が漂っています。親も大学には行った方がいいと言っています。一応、第一志望校を決めました。しかし、将来的に本当にやりたい仕事は、ナレーターとかの仕事や、イラストを描くような、あまり数学や化学などの勉強とは関係ない仕事なのでその大学に行っても辿り着けそうにありません。例えそれに繋がるような大学を目指したとしても、国公立の大学は全くといっていいほど見つかりません。今大学に行きたい理由は『友達の第一志望校だから』と『同年代の人とバンドを組みたい』くらいしかありません。自分で言ってみてくだらないですね(笑)もし第一志望校に進んで専門的な勉強に勤しめたとしても、総合的に考えてもあまりいいような気がしません。そんな訳で大学に行くことの必要性を見出せず、モチベーションが上がらないままダラダラと勉強してしまう次第です。もちろん、大学を卒業することで、仕事に就いた時の初任給が変わるなど色々なメリットがある事は知っています。しかし、今目指している大学は、今の学力のままでは到底受かりそうにありません。ですがお金の問題上、私立も留年もとても厳しいです。というか、正直いって行きたくないという気持ちが強いです。でも行かないとなると世間体もあります。逆接ばかりですみません。この後もこの繰り返しで尽きることがありません。それくらい、揺らいでいます。
このことについて、先生の意見を聞きたいです。
僕はこれからどう進んでいけば良いのでしょうか。

宮本延春 - 2016/05/21 21:12:19

樽様

書き込み、ありがとうございます。

お気持ちや状況を聴かせてくれたこと
感謝申し上げます。

さて

「僕はこれからどう進んでいけば良いのでしょうか。」

進路や将来のことで悩まれておられるのですね。

周りの雰囲気やご両親の意見から
何となく大学へ行く感じになっている。

だけど本当は
ナレーターやイラストを描くような仕事をしたい。

また
その大学に行っても辿り着けそうにない。

仮に大学に合格して
専門的な勉強ができたとしても
あまりいいような気がしない。

確かにモヤモヤいたしますね。

まずは樽様の最優先事項は何でしょう?

これをはっきりしないと
結局、あれも大事、これも大切となってしまい
何もかもが中途半端になってしまいます。

「正直いって行きたくないという気持ちが強いです。
でも行かないとなると世間体もあります。」

大学は、世間体で行くものかどうか
私が判断することではありませんが
もし、この世間体を大切にするのならば
樽様のお気持ちにかかわらず
行かなくてはなりません。

しかし
世間体よりも何よりも
ご自分の希望を大切に思うのならば
お気持ちをご両親にお話ししてみてはいかがでしょうか。

もちろん
両親の思いも尊重しながら
互いが納得できる形に収まるよう
歩み寄らなければなりません。

樽様には、樽様のお考えがおありですが
ご両親にも、樽様のことを思う考えがあります。

「ですがお金の問題上、私立も留年もとても厳しいです。」

お金の問題は
樽様が働かれるようになったら
親御さんに返すことで
何とかなるかもしれません。

ともあれ
最も尊重されるべきは、樽様の意思だと思います。

ご両親としっかり
お話しされることをお勧めいたします。




無題  相談者:dr  相談日:2016/05/08 15:18:43  2942


宮本先生、またお話をさせて下さい。

私の母親は昨年度末に父親との離婚裁判をきっかけにある行動を起こし、入院することになりました。そしてそれから約半年が経ち、退院する日が近づいてきました。私は定期的に母の見舞いに行き、顔色や精神状態も安定しているように見えてきて少しほっとしていました。ですが、先日また見舞いに行ったとき、母が衰弱しているように見えました。理由は、また実家に帰った時に自分の居場所があるのかどうかが不安ということでした。

2週間ほど前に、お試しで週末に実家に泊まったそうです。しかし、父親との会話は一切なく、妹もずっと外出をし、隣に住んでいる兄も顔を見せることは一切無かったそうです。

私はその話を聞いて寂しい気持ちになりました。私たち家族は、10年以上前から母親のアルコール依存症に振り回されてきたのは事実ですが、回復には家族の支えが必要です。私は私なりにそれを訴えかけてきたつもりですが、家族は目をそらし続け、最終的に母はどん底までおちてしまってように感じます。もちろん今まで行ってきたことへの母にも落ち度はあるのですが、ここまで落ちてしまった人をすべて自己責任で片付けようとして、手を差し伸べようとしない家族の在り方に常々疑問を感じていました。

特に、母が入院したすぐ後に兄妹と話し合いをしたとき、兄が「お前は今大変な状況だと思うから母さんが帰ってきたら母さんのことは俺たちに任せてくれても大丈夫だよ」と言ってくれ、感謝していたのですが、実際には、この半年間一回も母の見舞いには行かなかったみたいです。そのことは母から聞きました。母も兄が何を考えているのかわからないと言っていました。

私は家族の中で父親と兄の考えにはついていけないことが度々ありました。そして、毎日のように悩んでいました。不信感は募る一方でした。今は自分自身のことに集中するために祖母の家で暮らしあえて距離をとるようにしています。


妹に最近、電話をして近況を聞きました。しかし、実家に帰って来ないで何をやっているのか分からない私に対して、不信感を持っているように感じました。私自身、本当はすべてを話して、家族と過ごしながら今後について考えていきたいという思いが強いのですが、今までのことを考えるとそれは無理だろうという考えに至りました。弱っている状態の自分に対して父親や兄がどういう風に接してくるのかが不安があり、母の状態、母に対する家族の関わり方を見てまた不快な気持ちになるのではないかという怖さがあるからです。


今、就職センターを介して職場体験に行かせてもらっていて、今後の自分に対する不安が少しずつ強くなってきたことを実感しています。それと重なって家族のことも考えると非常に辛い思いです。祖母やおばさんなど、色んな人に悩みを聞いてもらっています。自分の正直な感覚、感情に気付けただけでも良かったと思えるようになりたいです。

宮本延春 - 2016/05/20 18:06:38

dr様

書き込み、ありがとうございます。

ご家庭の事情
話してくださったこと感謝いたします。

「また実家に帰った時に
自分の居場所があるのかどうかが不安ということでした。」

お母様のこのお気持ち
とても寂しいですね。

「父親との会話は一切なく、妹もずっと外出をし、
隣に住んでいる兄も顔を見せることは一切無かったそうです。」

家族というものを
ここで議論するつもりはありませんが
お母様のお気持ちを思うと
とても胸が痛みます。

「母にも落ち度はあるのですが、
ここまで落ちてしまった人を
すべて自己責任で片付けようとして、
手を差し伸べようとしない家族の在り方に
常々疑問を感じていました。」

このお気持ち
大変よくわかります。

まったくもって
ごもっともだと思います。

お兄さまのこと

「母も兄が何を考えているのかわからないと言っていました。」

妹さまのこと

「実家に帰って来ないで何をやっているのか分からない私に対して、
不信感を持っているように感じました。」

兄妹のなかでうまく
お母様をサポートしてくれると良いですね。

「今後の自分に対する不安が
少しずつ強くなってきたことを実感しています。
それと重なって家族のことも考えると非常に辛い思いです。」

dr様の心中を思うと
私も胸が痛みます。

家族関係も良好になるよう
強く願っています。



今まで、  相談者:レオ  相談日:2016/05/07 22:11:51  2941

宮本先生、お久しぶりです。
以前、『レオ』というニックネームで書き込みをしたものです。
今回は、宮本先生のお返事を頂いてからの心境の変化と、最近思うことについて書かせてください。(かなり長くなるのでご了承お願いします。)

まず、前回のメールで
中学の時、野球部にいて練習に耐えかねて
不登校になったことを書きました。あの時はこのサイトに心境を明かして、それを受け止めてもらったことで、随分と救われました。
遅くなりましたが、ありがとうございます。
当時を振り返ってみると、結局自分に原因があったのかな、と思います。
何か欠点を指摘されても、直そうともしませんでしたし、普段自分でまともにトレーニングもしていませんでした。そんな態度が反感を買ったのでしょう。それを認める勇気が僕にはなかったのです。
でも、だからと言って自分から謝るのは嫌でした。気に入らないと怒鳴るのはいつも相手からですし、自分だけ逆らえず、相手は何も咎められないのです。そんな奴らとチームワークなんて、そう思ってました。
でも、最近になってやっと少しずつ、自分の気持ちと向き合える様になったかな、と思います。当時のチームメイトたちとはもう赤の他人です。やっぱり、自分がされたことを思うと許せません。でも、誰かを憎んだり、悪く言う自分はもっと嫌です。だからこれからは、過去を引きずるより、これからできることを少しずつ考えます。

話が変わりますが、僕は今、サウンド、グラフィックの専門学校に通っています。2年制の2年目です。つまり、就職活動をする年です。
と言っても、僕は入学したとき既に「25」歳でした。ですので、卒業時に満「27」歳です。今更?とは思いますが、やはりもう一度勉強し直したいと考えて、親に頼み込んで実家から通うことになりました。
それまで何の目標も見出せず、ふらふらしていた自分が悩みに悩んでやっと見つけた目標でした。デザイナーで生きていく。僕はこの選択に人生を賭けました。

それから今に至るまで、どれほどの人に助けられ、励まされ、支えられ、救われたか計り知れません。
ずっと孤立してきた僕が、沢山の人と出逢い、褒められ、相談に乗ってもらい、笑ったり、喋ったり、自分から物事に積極的に取り組める様になりました。まず、何も言わずに許してくれた両親、学校のスタッフ、講師、友人たち、言葉にならないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてこう考える様になりました。
「今度は自分が、誰かの助けになるんだ」

まず就職して、両親にお金を入れる。それから、仕事でも実績を出す。知り合いを増やし、曲やグラフィックを沢山提供する。
お金とキャリアが貯まったら、フリーランスになって、世界中で弱い立場に晒されている人たちに寄り添いたい。そして、4、50年くらい経って、
これで良かったんだ、と胸を張れる人生を全うする。
先は長いけど、必ず成し遂げます。

当面で不安に感じていることは、就職活動の際の年齢とキャリアです。
ずっとフリーターで、20代後半、このサイトを見ていても就職活動のことで相談されてる方も多いですよね?
でも僕は負けません。自分の気持ちを正直に話して、それを受け止めてくれた会社に行きます。何の根拠もないけど、本当に真面目に努力したなら、認めてくれる人は必ずいるはずですから。
僕自身、経験で分かってます。類は友を呼ぶ、と。
中学時代、あんなに意地悪な人ばかり周りに居たのも、自分が目標とか努力とか、何もなかったからでしょう。
今、親切な人たちに囲まれているのは、きっと目標を見つけて努力するようになったから。だから、自分のありのままをさらして、勇気を出して就職先を決めたいと思います。

長かったですが、これで終わりです。就職先が決まったらまたお伝えします。期待しててください。必ず応えて見せます。

宮本延春 - 2016/05/19 10:02:23

レオ様

書き込み、ありがとうございます。

「遅くなりましたが、ありがとうございます。」

ご丁寧なお礼の言葉
こちらこそ、ありがとうございます。

本文を読ませて頂きました。

率直な感想として
レオ様の成長を感じました。

とても素晴らしいと思います。

「そんな態度が反感を買ったのでしょう。
それを認める勇気が僕にはなかったのです。」

自分の非を認める勇気や
他者からの目線で考えられること
簡単なことではありません。

何よりレオ様の素晴らしいところは

「誰かを憎んだり、悪く言う自分はもっと嫌です。」

こう思えることです。

許すかどうかではなく
憎まないことにするのも
器が大きくなければ
できることではありません。

そしてさらに

「何も言わずに許してくれた両親……
言葉にならないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。」

ご両親や関わってくれた方たちに
感謝できる心を持っていること
これは、レオ様にとって大きな財産になります。

「今度は自分が、誰かの助けになるんだ」

この思いを胸に
就職活動を頑張ってくださいね。

「就職先が決まったらまたお伝えします。
期待しててください。」

嬉しい報告を
お待ちしております。



無題  相談者:dr  相談日:2016/05/03 22:11:55  2939


宮本先生、お久しぶりです。近況報告をさせて下さい。

4月から新しい場所に引越しをして、新しい生活が始まりました。本来なら実家に帰って自分自身の進路をゆっくり考えたいところだったのですが、今の家庭の状況だとそれは難しいと判断し、祖母の家でお世話になることになりました。


去年の今頃、教師として採用され働いていましたが、この時点で身も心もボロボロで疲れきっていたのを覚えています。辛く苦しい毎日でした。

5月に1度目の休職を経て7月に復帰したのですが、学年の先生方と全くコミュニケーションが取れず、私自身の少し引っ込み思案な性格も重なって、孤立していったように感じます。学年の先生方からは、指導とは関係の無い部分での厳しい言葉、態度が毎日のようにあったように感じます。

何とか1学期が終わる10月までは手助けを借りながら乗り越えてきたのですが、学年の先生方との溝はどんどん開き、私はこの場にいない方が周りの人たちにとって良いだろうと感じるようになり、2度目の休職を3月いっぱいまで頂くことになりました。同時に、退職するという運びにもなりました。

2度目の休職当初、退職するという事実も突きつけられ、私は人とはもうコミュニケーションが出来ない、仕事もできるような人間ではないと毎日のように自分を責めていました。家族の問題も重なって、このような状況になってしまった自分に絶望的な感情さえ抱いていました。

2度目の休職後、復職センターに通い始めました。年明けに再就職センターに移行しました。しかし、先ほど述べたような感情は消えぬまま、新年度を迎えました。


新年度早々、センターのスタッフから進学校での教科書販売の仕事をしてみないかという話があり、その仕事を引き受けることになりました。私にとって、半年振りの責任を伴う仕事であり、多少の緊張や不安感がありました。

仕事は2週間弱だったのですが、同じアルバイト仲間や教科書を販売する店長とのコミュニケーションも思ったより出来、仲間と協力することの充実感や、仕事を任せてもらえる喜びなどを感じることが出来たように感じます。それは、前の職場では感じることが出来なかった感覚でした。


現在は、特別支援学級や特別支援学校に通うような子を対象にした、スポーツ塾の事業所に職場体験をさせて頂いています。2週目を迎えました。この事業所で職場体験をする目的は、自分自身が本当に子供とかかわることが好きでそれを仕事にしたいのか、そして、仕事ができる精神状態なのかを見極めるためです。

体験を通して、まだ精神的な部分でまだムラがあるように感じます。事業所の職員は皆優しく、丁寧に仕事を教えてくれるのですが、時々漠然とした不安感に襲われるときがあります。前の職場で味わった雰囲気、嫌な記憶などが頭の中を巡り、萎縮してしまう歯がゆさもしばしば感じています。

最近、家庭の状況も良くないということも耳にし、また憂鬱な気分にもなりました。ただ、今は自分のことだけに集中して取り組んでいきたいという思いが強いです。


前回の投稿でも話しましたが、同期の先生方が着実にキャリアを積んでいる中、自分は何をやっているんだろうという気持ちになる時も未だにあります。しかし、今自分が向き合っていること、取り組んでいることは決して無駄ではないような気も致します。

宮本延春 - 2016/05/18 10:27:05

dr様

書き込み、ありがとうございます。

これまでの経緯も併せて
現状を教えていただいたこと
感謝申し上げます。

ここでなんどもdr様のお話をお聞きしておりますが
やはり心の痛みは、簡単に癒せるものではなく
深く傷ついておられるのですね。

お気持ちを察するばかりです。

しかし
ちゃんと前を向いて

「同じアルバイト仲間や……協力することの充実感や、
仕事を任せてもらえる喜びなどを
感じることが出来たように感じます。」

少しずつ理想の自分を取り戻しながら
進もうとしておられること
とても素晴らしいと思います。

また

「特別支援学級や特別支援学校に通うような子を対象にした、
スポーツ塾の事業所に職場体験をさせて頂いています。」

これは貴重な経験だと思います。

「この事業所で職場体験をする目的は……
見極めるためです。」

そして
この位置づけも良いと思います。

「前の職場で味わった雰囲気、
嫌な記憶などが頭の中を巡り、
萎縮してしまう歯がゆさもしばしば感じています。」

この感覚から抜け出すには
多くの時間と経験が必要になるかもしれません。

しかし
dr様ならば乗り越えられると信じています。

「同期の先生方が着実にキャリアを積んでいる中、
自分は何をやっているんだろう
という気持ちになる時も未だにあります。」

混沌とした状態にいるとき
ふとしたことで不安になったり
ひとつの考えからなかなか抜け出せなかったり
疑心暗鬼にとりつかれて
自己否定をしてしまうこともあるものです。

しかし
dr様の幸せを
誰かと比較して決める必要はないと思います。

dr様は、dr様です。

「しかし、今自分が向き合っていること、取り組んでいることは
決して無駄ではないような気も致します。」

私もそう思います。

「最近、家庭の状況も良くないということも耳にし、
また憂鬱な気分にもなりました。」

このことも
次回の書き込みにありますね。

お返事させていただきますので
少しお待ちくださいませ。



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